国際教育協力アーカイブス

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情報番号 1704 ヘルプ

タイトル: インドシナ地域における農学・獣医学系大学でのアウトリーチ活動の現状と協力(総合報告書)
副題: 普及の理論と検証
著者: 緒方一夫1)・福田信二1)・仲井まどか2)・山口良二3)
所属: 1)九州大学熱帯農学研究センター、2)東京農工大学大学院共生科学技術研究院、3)宮崎大学農学部
データ存在URL:

http://bbs1.agr.kyushu-u.ac.jp/tropic/MEXTproject/index2007.html

所在情報:

データファイル: FinalReport_Qdai-TUAT-MU_2007.pdf
FinalReport_Qdai-TUAT-MU_2007.pdf ( 5M )
対象国: アジア-タイ
データの言語: 日本語
キーワード: 大学、アウトリーチ、普及、農学、獣医学
要旨:

「途上国の大学に蓄積された知識や大学で開発された技術は社会に波及するか」をテーマに、大学での農学の技術開発と波及・普及に関し、地域連携拠点としての大学の可能性について調査した。対象はインドシナ地域のベトナム(ハノイ農業大学、カントー大学、タイバック大学、タイ・グェン大学)、タイ(チェラロンコン大学、カセサート大学、チェンマイ大学)、ラオス(ラオ国立大学)で、それぞれ訪問し聞き取り調査等を行った。またベトナム・カントー大学で実施したアウトリーチ活動に関するワークショップには7大学が参集し、現状や問題点などについて協議を行った。本取り組みで調査したインドシナ地域の大学における事例研究をとりまとめ、国際協力における大学のアウトリーチ支援についてモデルを提示した。
 大学のアウトリーチとは、学内での学生への教育の手法や学内で実施されている研究の成果を学外へと波及させることである。大学の役割として研究・教育・地域連携は世界的な潮流である。大学間国際協力において、相手国大学のアウトリーチ活動を強化することにより、地域の発展に役立たせることが可能である。地域にとって新たな技術や知識はイノベーションであり、その普及と定着には複雑な過程を経る。農業普及は現在では参加型が主流となっているが、クライアント・グループの問題から出発する。途上国の公的農業普及機構は多くの場合Training & Visitの概念が取り入れられており、階層的な構造をなしているが、ボトム・アップ的な農業開発には難点がある。大学がアウトリーチとして農業普及に取り組む場合、その研究・教育活動の実績を活かし、政府・行政の農業普及機関やNGOと連携すると同時に、チェンジエージェントとしての認識が必要である。
 イノベーションの地域への普及という観点から、我が国の大学としては①アウトリーチにつながる研究と開発への支援;②トレーニング・プログラムへの支援;③アウトリーチ活動への包括的支援(組織作り・人材育成)が考えられる。農学・獣医学の分野ではトレーニング・プログラムとして専門技術プログラム、農業技術普及プログラム、コミュニティ開発プログラムに類別化される。地域の特色と大学の特性に応じた企画と実施、および新規技術と知識の定着に関する評価とそのフィードバックが望まれる。

著者のHP: http://bbs1.agr.kyushu-u.ac.jp/tropic/  
作成出版日時: 2008/3
関連プロジェクト:
情報登録課題名: 農学・獣医学
初期登録日時: 2008/12/26 12:49
最終更新日時: